「晴れて内定ゲット!」
いよいよ会社に自分の退職の意思を伝えるときがやってきた。
でも無事に受理されるのだろうか。怒られはしないだろうか。
不安はよぎる。。。
色々と不安よね…
そこで、退職交渉の経験者である僕が、交渉の秘訣を踏まえて解説して行こうと思います!
僕が行った一連の交渉の流れ
まずは、僕が実際に行った交渉の流れになります。
簡単にはいかなかった部分もあったので、そこをポイントにエピソードでご紹介します。
最初の関門!直属の上司に報告
中々、上司と一対一になる場面がない為、まずはスマホのメッセージで連絡。
「ちょっとお話があるので、今日いつでもいいのでお時間いただけますか?」
その後、早々に返信があり、
「ど、どうした!? わかった今日話そう」
とこの時点で上司としてもなんとなく?想像がついていると思います。
その日の夜に2時間にわたり、社外で話をしました。
想定していた事でもりますが、色々な話をする中で、
「貢献してくれているし、お前はこれからの会社を支えていくんだ」
「もう一度、考えてみて」と言われました。
でも、お気持ち有り難いですが、「自分の意思は固いので、受け入れて欲しいです」という一言を残して退散。
なあなあな状態にしたくなかったので、意思が強い事を伝えて話を伝えるようにしました。
入社予定の会社に異論を呈される
入社予定の会社についても肯定的とも思えた上司でしたが、
「本当にこの業界、事業内容の会社でいいのか?」と異論を呈されるようになりました。
上司からすると、転職後にギャップを感じないだろうか、と心配してくれていたのかもしれませんが、
自分の気持ちは決まっていたので、ここでもひるまず、片耳で聞くようにして、極力その発言を受け流すようにしました。
最後の関門!上司の本性現れる!?
ここまでの上司との交渉を乗り切り、退職がほぼ確定したようにも思いました。
ただ、ここで上司の本性が現れました。
「退職の時期を延ばせないか?」
というお達しがあったのです。
僕としては、引継ぎの計画も練り、計画的に退職日を迎える事を考えていたので、
「もう次の会社への入社日は決まっているので、延ばせません」
と伝えたところ、
「自分はやめるから、どうだっていいのか?」
というようなまさかの回答が!
こういうところで本性が出るんだな…
と感じるとともに退職するのも簡単ではないな、と感じるエピソードとなりました。
こういう所で人って出るんだなあ・・・
円満退社できました
色々な事がありましたが、最終的には「円満退社」で終える事ができました。
別に悪い事をしているわけではないし、強引ではなく比較的余裕を持った退職で、
会社を無下にはしなかったので無事に退職する事ができたのかなと思います。
ただ、最後まで拘ったのは、自分の退職への気持ちが強ければその気持ちを曲げない事!
会社や上司から何かを言われるのは当たり前!の事なので。
短期決戦を心がける
退職交渉はすんなりいく事もあれば、長期戦になる事も考えられます。
もう自分の中で、決心をしているのであれば、できるだけ速やかに交渉を進めるのが吉です。
引き継ぎ等を考慮して法律より長めに時間をとる
円満に退職するためにも、「法律だと1ヶ月あれば十分ですよね」とは言わずに、
できれば1ヶ月半前くらいを目安に、余裕を持って伝える事をオススメします。
僕も交渉には多少時間を要する事は想像できていたので、
2ヶ月前には伝えるようにしました。
なので転職先の会社にはその旨、理解してもらう必要がありました。
これにより、引き継ぎを行う時間ができたり、話し合いに応じる事ができたり、
丁寧な仕事で仕事を締めくくる事ができます。
そして案の定、「もうすこし退職時期を延ばせないか?」と上司から言われたのですが、
そこは、「引き継ぎを考慮し、余裕を持って伝えている」とした上で、それ以上は断固受けつけないスタンスでいました。
これもまた、「なあなあ」にさせない為の術です。
それでも「円満退社」にならない時の考え方
いずれにしても、現職の会社からは何かしら言われるのは、当然です。
ただ、最後に決めるのは自分であり、これは自分の人生です。
会社は、責任をとってはくれません。
円満退社で終われればそれがベストではありますが、場合によっては自分の気持ちをぶらさずに、退職が受け入れられる事だけを考えて、突き進む事は必要です。
終わりに【退職交渉は新たな道を拓くための最終関門】
ここまで、僕の退職交渉の経験から学んだ事について書いてきましたが、
退職交渉は、退職という新たな人生を切り開く為の、最後のステップになります。
せっかく次の会社や人生が決まっているのに、退職できずに道が拓けないなんて、もったいないです。
色々な、障壁は出てくるとは思いますが、自分の決めた人生に向けて、
退職交渉を成功させてください!
大事なのは、
「常識の範囲の期間設定と誠心誠意を示しながらも、最後はひるまずに退職に向けて突き進む」事です!
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