元求人広告営業マンが語る!求人広告営業マンの仕事内容とは?【華やか?ハードワークは必須?】

仕事

僕は6年ほど、求人広告の営業マンをしてきました。

求人業界は入れ替わりが激しいイメージを持たれたり、広告業界ってなんとなく華やかなイメージがあるかもしれません。

そんな求人と広告が結びついた求人広告の営業マンとはどのような仕事なのか?

興味があるけど、実態はどうなの?

働き方やどんな人が合っているの?

そんな疑問を解消したい!

という方に向けて僕が経験してきた事やそこから見えた事を書きたいと思います。

求人広告とは何?

悩む人
悩む人

求人広告ってそもそも何だあ?

求人広告とは、求人をしたい会社の募集を掲載する広告の事。

新聞の折込チラシだったり、求人誌と呼ばれる紙のものがあったり、ネット上に掲載される求人サイトまで様々なものがあります。

求人広告の営業マンは、求人をしたい企業の求人情報を掲載する代わりに掲載料を頂く、というのがミッションになります。

求人広告営業マンの具体的な仕事は?

求人広告の営業マンの仕事は結構幅広いです。

「広告の営業」と「人材の採用」どちらにも関わります。

求人広告営業マンの仕事は主に以下です。

・新規開拓の為のテレアポ

・アポ取得後の商談

・申込書の処理

・掲載内容打ち合わせ、取材

・原稿内容の社内打ち合わせ

・掲載後のフォロー

テレアポ

営業の主、ともいえるのがテレアポです。

いかに多くの企業にアクションを起こせるかで、成果も変わってきますし、まずは電話をしてみる、という行動力が求められます。

だいたい1日に50~100件くらいのテレアポはコンスタントに行う事が多いと思います。

商談

そして商談は、お客様の会社の人材の状況、何人欲しくてどんな人が必要か?現状どのような採用活動をしているか?等をヒアリング中心の打合せ後に提案という流れになります。

掲載内容打合せ、取材

受注してからは、掲載内容の打ち合わせと「取材」と呼ばれる写真撮影や社員さんへのインタビューなども基本的には営業マンが行うことが多いです。(ここは会社によっても違うとは思いますが)

原稿内容打合せ、ネタ出し

掲載内容の打ち合わせが終わったら次は社内にて、原稿の制作部隊に「ネタ出し」と呼ばれる原稿内容のすり合わせを行います。

原稿を作るのは制作部隊の仕事ですが、どんな原稿がいいか?求めている人材に訴求には?を一緒に考えて一つの原稿を作り上げていくようなイメージになります。

掲載後のフォロー

晴れて掲載開始してからも、それで終了ではなく、そこから「採用」に向けての企業様へのフォローを行います。

結局のところ、掲載をして応募を集め、「採用」できなければリピート契約には繋がらない事も多いため、この掲載後のフォローが重要になります。

フォローの中身としては、応募者状況の確認、面接対応等のアドバイス、掲載途中データの共有、説明等が主なものになります。

いかに掲載中もお客様とコミュニケーションをとれるか?ここを僕はだいぶ意識していました。

こうして上げただけでも、営業マンが対応する仕事が比較的多いのが、求人広告営業マンの特徴ですね。

求人広告の営業マンは華やか?それとも泥臭い?

結論としては、「泥臭い部分が強い仕事」です。

まず、既存のお客様のみに頼るという業界ではありません。

長くお客様とお付き合いできるのは、営業マンにとっても重要なポイントですが一生求人のニーズがあるのでは、採用のお手伝いをしている意味もないでしょう。

なので、主力顧客が突然止まるなんてことは大いにあり得ます。

そのため、「新規開拓」にどこまで拘れるかが、この仕事で成功できるかのポイントになります。

僕自身も、新規の開拓件数のみで某大手求人会社の表彰式に2度呼ばれました。

そのくらい新規開拓に求められるウエイトが大きくなります。

よって泥臭く、どんどん新しいお客様を作っていく行動力が求められます。

一方で華やかさで言えば、広告というクリエイティブなモノに携わるので、そういう意味では洗練された部分もあるかもしれませんが、そのイメージで入社をしてギャップを感じて辞めていく人も多いです。

特に営業マンの場合は、「華やかさ」よりも「泥臭さ」の方が強い印象です。

どんな人が合っている?合う合わないの基準はある?

仕事柄、掲載の申し込みを頂ければ頂くほど忙しくなる為、それを楽しめる方でないと厳しいと思います。

スピード感が求められる為、立ち止まってあれこれ考える、というより素早く判断し行動に移せる方が合っています。

そういった点からも定時に上がってプライベートを充実させたい、と考えている方からすると、ハードに感じる事はあると思うので、そういう方にはあまりおススメしません。

営業という仕事で成長したい、勝負したいと思えて、企業の人材採用という部分で役に立ちたい!と強く思える人であれば適職だと思います。

求人広告業界で身についた事は?

ここまで、求人広告営業マンのハードな一面をお伝えしてきましたが、僕はこの仕事をしていたからこそ身についた事がたくさんあります。名刺交換や電話のかけ方、メールの送り方も入社時にはほとんどわからなかった僕でしたが、ビジネスマンとしての必要知識、営業マンとしての売上に向き合う姿勢も含めて、そして仕事を楽しみたい!没頭したいという精神もこの仕事だったから感じられたと思っています。

ハードな一面がある一方で、仕事で成長したい!という意識のある方にはかなりおススメの業界です。

仕事内容、メリット、デメリットまとめ

求人広告営業マンの仕事は多岐に渡り、新規開拓も必須の仕事言える為、ハードワークは求められます。

ですが、広告というクリエイティブなものを扱い、何よりも採用という企業にとって重要な「人」に関われる仕事なので、意義のある仕事だと思います。

メリットとしては、様々な事を対応する為、ビジネスマンとしての成長が早くできる事、売上にこだわる姿勢や作り方が身につく事。

デメリットとしては、忙しくマルチに仕事をこなす必要がある為、ハードワークになりがちな所。

検討されている方は、上記を踏まえて考えてみると良いと思います。

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