これまで転職や仕事についての記事を書いてきました。
僕自身が昨年、転職を経験していて、その経験から感じたことや実際にやった事などを記事にしてきました。
そんな僕が実際、転職してみて今、どうなのか?
転職して本当に良かったのか??
転職して半年超えましたので、率直に自分が今どう感じているかを記事にしてみようと思います!
何で転職したの?「僕が転職した理由」
そもそもモルは何で転職したんだ?
そんなに嫌だったのか?
僕は、前職では6年勤務し、「営業の全てをここで学んだ」といっても過言ではないくらい営業の「いろは」を教わりましたし、顧客折衝の経験からも土台は築けた自信はあります。
ハードな環境ではありましたが、それは苦ではなく、意識高く仕事したいと熱意を持っていました。
そんな会社をなんでやめたのか?の理由は以下です。
営業として上を目指していける(出世)環境が薄れていき、売上至上主義のようになっていく中で、行動も制限され裁量を持った仕事ができない環境になっていきました。
新型コロナウイルス感染拡大により、会社がダメージを受け「収入面」の低下、昇格・昇給していく土俵が崩れていき、また売上を戻すべくと会社に雁字搦めになり、とても窮屈な働き方になり、将来を考えた時に、このままでこの会社に居続けるメリットがあるのか?と考えるようになりました。
「よーし、売上下がったから皆で全力で戻すぞー!!」
「いやいや…わかるけど、いつ報われるの・・・?」
↑こんな感じです。
営業なのに会社に缶詰状態で、営業というより兵隊?のようになっていき、やる事や向かう先を決められてしまうような、そんな働き方になって、給与も全社員下がる時があったり、賞与も出るのか、出ないのかみんなソワソワしながら、でも満額は見込めない。
そして出世をできるような状態になるには、まだまだ時間がかかりそうでした。
僕も30歳を超えていたので、このままこの会社に居続けるのか、
それとも他社でこれまでの経験を活かしてやっていけるのか?
それを考えた時にわからなかったのですが、とりあえず「転職に可能性を求めた」という感じです。
もちろん多くの会社でそのような影響を受けていた時期でもありますし、「そんなのふつうにあったよ?と感じる方もいるかもしれないですよね。
隣の芝が青く見えていた、というのもあったかもしれませんが、転職によって可能性をや選択肢を広げることもできるのでは?と考えました。
僕が求めた転職先の基準
僕が求めたのは大きく以下3点です。
- やりがいある「営業」
- 給与は同等以上
- 会社規模
- 働き方・・・裁量、フレックスタイム、リモート勤務可、副業可
今思うとそもそも、上記の基準があやふやだったところもあったと思うのですが、いま振り返ってみると、上記のような事にこだわっていたな、と思います。
営業という仕事は好きだったので、自分の介在価値を感じられて、活躍の場がある環境に行きたかったのです。
給与については欲は言えないな、とは思っていましたが、自分の現状の給与が高いとは思っていなかったので、その給与と同等額が望ましいと、思っていました。
それから会社規模。これは前職の100人ほどの企業で、会社の状態が早いうちに変化していくのを目の当たりにして、「やっぱり大きな会社の方が、安定してるもんな」という考えで、大きな会社の安定感を欲していたので、会社規模は1000人以上、などの基準を決めていました。
最後に、働き方の部分は、僕が一番こだわっていた部分かもしれません。
前職の働き方がかなり窮屈になっていた事もあり、柔軟に仕事ができる環境を求めていました。
時間と場所に捉われず働く。これは営業職ならではというか、営業であれば充分そういう働き方ができるだろうという考えを持っていました。
それから「副業」について。
副業にとても強い関心があったので、基本的に副業OKの会社の会社を受けていました。
これも自分の働くを楽しみ、充実させ、働き方に縛られたくない、という思いから副業をできる環境を求めていました。
実際転職してみてどうだった?「正直な感想」
転職してみて、まず感じた事としては大きく2点です。
1点目は会社の大きさ、2点目は仕事が思っていたものと違うという事です。
単純、というか随分シンプルな、ありがちな感想だなあ〜と思われるかもしれませんが。
上記が正直に思った事です。
1点目について
入社してすぐの、あらゆる確認事項を確認する部署が多すぎて、
自社だけでなく、グループを管理しているホールディングス会社にまで確認が必要だったりとある意味で苦労したのですが、やっぱり大きい会社なんだな、と自分のいる会社の規模の大きさを感じました。
あとは、経営状況が安定いるからというのがあるとは思うのですが、給与や賞与がボンッと出るので、とても有難い事だし、当たり前ではないけど、このあたりも前職との違いは感じました。
2点目について
給与やお休みなどの待遇面は大きなずれは無かったのですが、
私は営業として入社をして、これまでの経歴や経験を買われたから採用されたと思っているので、その経験を存分に発揮できる場と考えていました。
しかし、実際には僕のやっている仕事は「営業」というよりも「事務」に近く社内の調整業務や、顧客との接点といえば調整でのご連絡が中心で、営業とは思えない業務も多く、キャリアアップというよりは「平和で退屈な環境」に落ち着いてしまった感じです。
平和とは言いましたが、もちろん自分の中では平和ではないというか、時間をやり過ごすのにも苦労する、というような感覚です。
これが満足できないというか、満たされない点になります。
まとめ『転職って簡単ではない、という事を実感している』
転職って本当に簡単ではないな、改めて感じました。
時間がない中、面接の調整をし、志望動機を練りに練っては落とされ(最終で落とされるとか。。。)
受かる、受からないで一喜一憂して、ようやく掴んだ内定。
内定が出たらゆっくり考えられるわけではなく、答えを出す期限は決まっている。
決めようか、断ろうか、でも断ったらまた一からです。
でも結局会社の事って、わかったようで、分かっていない部分も多くて、決めたら決めたで入社をしても、ギャップが大きい。
日本の就職活動は良くも、悪くも形式的です。
面接だけでは、お互い判断できない点が多いのに、あくまでも緊張感のある「面接」というものでジャッジするのが日本の就職・採用決定の方法です。
ギャップがない就職ができる方が、稀なんではないかと思うくらいミスマッチも多くなると思います。
今回転職してみて、転職をした事自体は「良かった」と思っています。
待遇面や給与面に関して、余計な心配をしなくてよくなりましたし、
前職に比べて自分に使える多くの時間があります。
この自分の「時間」が増えたというのは最も大きいメリットだと思っています。
ただ、今の会社に転職をして事が本当に良かったのか?というと仕事に対してのギャップが大きく、仕事を日々楽しめていない、熱意を持てていないというのが現実でもあります。
転職して全てを好転させるなんてことはできないとわかっていながらも、どうしても譲れない点もあるので、そこを他の要素とどうバランスを取るのか、を考えていきたいとは思っています。
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